汚泥減容システム「悠久」メイン画像

汚泥減容システム『悠久』のご紹介

概 要

弊社の汚泥減容システム「悠久」は、下水処理場の反応タンク内で、弊社減容資材「きらら」を用い、有機性余剰汚泥の発生を抑制する技術です。
これまで弊社は、化学・医薬品工場や農業集落排水施設など各種排水処理設備の計画・設計・建設を行ってきました。
環境に対する認識が重視され、温室効果ガスの削減が求められる昨今、これまで培った経験と技術を生かした 更なる社会貢献と環境浄化を目指し、焼却施設や最終処分場の建設から脱却する考えのもと、余剰汚泥の減容に取り組んでいます。

原 理

汚泥減容システム「悠久」の特徴は、微生物を用いた減容技術であることです。
弊社独自の資材 「きらら」 は 活性汚泥の中から、減容に有利な微生物を選択培養した微生物群です。きららの特徴は3つ。

自己消化:汚泥減容システム

その1

一般的な活性汚泥に比べ、「きらら」は自己消化が大きく、増殖が小さいため、余剰汚泥発生が小さい系になります。


酵素の力:汚泥減容システム

その1

資材「きらら」の中には酵素を作り出す微生物が多く生育しています。
「きらら」が生成する酵素が 一般活性汚泥中の微生物の細胞壁に作用し、細胞壁を破砕、細胞質は有機物として他の微生物に取り込まれ、食物連鎖のサイクルを多く繰り返すことにより余剰汚泥の発生量を縮減します。


自己消化:汚泥減容システム

その1

自己消化が高く、酵素による細胞壁破壊のサイクルを繰り返すことが、「きらら」による余剰汚泥削減の特徴です。
また、自己消化性の高い活性汚泥「きらら」と、一般的な活性汚泥を混合することにより、自己消化が促進されることを実証し、特許を取得しております。
特許第3844771号
「活性汚泥の利用による汚泥減量方法」


特 徴

下水汚泥の減容・減量化技術、有効利用の手法が確立されていますが、弊社 「悠久」の最大の特徴は、設備増設・改造が不要であることです。
高度な機械技術、化学技術による汚泥減量 と 「悠久」の原理は類似しており、活性汚泥中の微生物の細胞壁を破砕し、他の微生物へ再資化させるというものです。 これらの減容方式では、下水処理場に新たに追加設備投資が必要ですが、「悠久」は、既設の反応タンクに「きらら」を投入するため、設備改造が不要であることが大きな特徴です。
また、ゼロ投資導入をご提案しております。 初年度の資材投入にかかる費用は弊社が負担し、汚泥減容による削減額の中から、報酬を頂く導入方式をご提案します。

実 績

富山県内の浄化センター、農業集落排水処理施設において、試験的導入を含め多数の実績があり、余剰汚泥の削減効果は最大80%(固形物量評価)を確認しております。

汚泥減容の意義

平成19年度 産業廃棄物排出量に占める下水汚泥の割合は18% で7,484万ton/年に及びます。
(出典:環境省「産業廃棄物排出・処理状況調査報告書」 より国土交通省作成)

一般的な下水汚泥の処理方式を下記に示します。
(脱水ケーキ 1,000㎏ を例に 弊社試算条件;燃焼効率30%)
下水汚泥の削減、余剰汚泥の減容により、汚泥処分費用の削減、汚泥処理設備の縮減のみならず、下水汚泥処理工程で使用される化石燃料の減少、排出温室効果ガスの減少につながります。

汚泥減容の概略図

汚泥減容システム「悠久」を動画でご紹介します。