化学・環境プラントメイン画像

水マグ法 排煙脱硫設備 水酸化マグネシウム法による排煙中硫黄酸化物除去

水マグ法 排煙脱硫設備 外観

水マグ法排煙脱硫

排煙中の硫黄酸化物を除去する脱硫法には、様々な方法があります。
その中で、排煙と水マグ(水酸化マグネシウム)水溶液を吸収液として吸収塔(スクラバーなど)にて直接接触させ、排煙中の硫黄酸化物を吸収・除去する方法を「水マグ法排煙脱硫」といいます。
吸収液は空気で酸化し、排水として処理後に放流します。

水マグ法の特徴

  1. 反応塔内での詰まり、付着等の障害が発生しにくい。
  2. 吸収剤が安価である。
  3. 廃液は処理後そのまま放流が可能。
  4. 脱硫率に優れる。
  5. システムがシンプルであり、トータル設備も安価。

水マグ法脱硫設備フロー

水マグ吸収法 排煙脱硫設備

脱硫塔(サイクロンスクラバー)

当社では処理量 150,000 Nm3/h 以下の場合、脱硫塔にはサイクロンスクラバー式を標準採用しており、大型設備(処理量 150,000 Nm3以上)の場合は、スプレー塔又は棚段塔を採用しております。

サイクロンスクラバーの特徴

サイクロンスクラバー 概念図

サイクロンスクラバーの特徴

  1. 高い空塔速度(4〜8m/s)が得られ、設備のコンパクト化が可能となり、設備の建設費が安価となる。
  2. 充填物がないので、ダストによる閉塞の心配がない。
  3. 処理ガス量の変動に強い。
  4. スプレーの材質考慮により、より長寿命となる。
  5. ダストのない排気の場合はスプレー塔とすることにより、空塔速度を保ったまま圧力損失低減が可能。

水マグ吸収法脱硫設備 納入実績

処理風量
(Nm3/hr)
排煙元 SO2濃度
[ppm]
納入年
15,000 重油ボイラー 1200〜1500 1981
38,000 重油ボイラー 1400〜1800 1982
20,000 重油ボイラー 1200〜1500 1984
25,000 重油ボイラー 1200〜1500 1984
120,000 コークスボイラー 2200〜2800 1986
25,000 重油溶解炉 1400〜1600 1987
30,000 重油ボイラー 1200〜1500 1992
60,000 重油ボイラー 400〜820 1998
38,000 重油ボイラー 1200〜1500 2002
70,000 コークスボイラー 1200〜1500 2006
400,000 焼結炉 300 2009