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設備概要

中空電極は、電極中心部にパイプ(中空ケース)を設置し、このパイプを通して粉末原料を炉内電極直下に供給するシステムです。このシステムを利用することにより、カーバイド製造において今まで利用出来なかった粉状生石灰、粉状コークスを原料として使用することが出来ます。また、このシステムにより電極消耗量も減少でき、電極焼き上がりも安定化し、カーバイド製造コストの軽減につながります。


カーバイド製造に於ける炉原料サイズは、電気炉の成績と密接な関係があり、原料中に含まれる微粉原料(4mm以下)は、電気炉の成績低下と操業の困難をもたらします。中空電極システムは、これらの微粉原料を電極中心に設けた縦方向の穴を通じて、直接、電極直下のアーク層へ送り、これらの微粉原料を有効に利用すると共に、電極消耗量の低減や、炉況の安定化を計る画期的な技術です。

本設備の特長

1) 低廉価な微粉炭を全炭材使用量の13~20%使用可能。

2)篩分けした微粉生石灰を全生石灰使用量の10%使用可能。

3)電極消耗量が30~50%減少。

4)電気炉の噴き上げ、棚吊りが減少し操業が容易。

5)中空電極に投入する粉原料の粉石灰&粉炭材は、混合比及び量を変えることに依り、炉況の調整が容易。